カトリック生活2020年5月号 [80000186]
販売価格: 200円(税別)
(税込: 220円)
商品詳細
【特集】 徳について考える
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[今月の特集]
以下、徳目(徳を分類した細目)を列挙。儒教的には、仁・義・礼・智・信。武士道では、義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義。古代ギリシャでの知恵・勇気・正義・節制。キリスト教における対神徳は信仰・希望・愛。修道者においては清貧・貞潔・従順。そのほかにも友愛、博愛、謙遜、柔和、忍耐......などなど。徳は、その言葉自体、抽象的でありただ概念である。だが、これが道徳教育となった場合、上からの押し付け教育だと批判され、徳を語ることは敬遠されているようだ。しかし、その奥にあるのは、本来人間としてどうあるべきか、どう生きるべきかという要求である。人間として存在する以上、私という存在が私にそれを要求してくる。人間とは何者か?徳をキーワードに掘り下げてみたい。そしてさらに、誰が、なぜこのように人間を創造されたのかを考えてみたい。
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・徳の飾りよりも
―― 金鍔次兵衛が求め続けたもの ●宗任雅子
・小高毅神父に聞く
徳についてとらえ直す
・徳の意味について
―― 常に善を求めてたゆまぬ努力を積み重ねる、ひとがらの卓越性 ●阿部仲麻呂
【連載】
・ルーブルのマドンナたち
「三連祭壇画 エジプト逃避途上の休息」 ハンス・メムリンク ●中村潤爾
・カトリック・サプリ
慎重であること ●竹下節子
・私たちにできること 私たちがすべきこと 心にともる光を信じて
徳育 ── どう生きるのかということ ●山中千枝子
・教皇フランシスコの言葉
世界のために祈ろう
・国本神父の音楽サロン
ベートーヴェンの理知と情熱 ●国本静三
・原語をとおして読む聖書
「正義」について(2) ●山下 敦
・祈りの風景
遍在するひと ●服部 剛 写真/関谷義樹
・映画、観ようよ!
『こどもしょくどう』 ●中村恵里香
・キリスト者と思想の交差点
再び、修道生活を「下から考える」 ●来住英俊
・マリアの風に乗って
「○○のケーキですか?」と問われて気づいたこと ●岡 立子
・いのり・ひかり・みのり
音楽は贈り物 ●中井俊已
・霧の中のひと 〜ペトロ岐部、その苛烈な生涯〜
帰国! ●三浦暁子
・フランシスコ・サレジオと共に歩む神への道
番外編 〜ドン・ボスコの霊性〜 カルロ・ガスティーニの場合 ●浦田慎二郎
・ハレの日の聖人たち
十四救難聖人 ●若月伸一
・カトリック世界のトピックス 特別編 カタカナ用語覚書 ●阿部仲麻呂
・新刊ガイド
・読者のページ
・NEGOZIO DON BOSCO