ボードワン国王（絶版） [2554]

　第二次大戦後、戦火によって荒廃したベルギーの再建において国民の精神的支柱となったボードワン国王。一人のキリスト教徒として国王は人に見せぬ苦悩を秘めながら、
国民の信望を背負って立っていた。

　理想的なロイヤル・カップルといわれた国王夫妻の結婚にいたるまでの経緯-人口中絶を
合法化する法案に署名を拒否し、国王を退位するまでの強い信念-国内の民族な的な
分裂をまとめ、国民の”父親”として信望を集めた人間味あふれる人柄。

　 生前明らかにされることのなかった王の秘めたる内面を、王の魂の導き手であった
スーネンス枢機卿がいま「畏敬の念をもって」明らかにする。

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L.J.スーネンス著　渡辺美紀子　訳

220ページ　四六判

定価：本体1500円+税）

ISBN　4-88626-255-4

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