ヨハネ福音書によるイエスの受難(絶版) [3308]
商品詳細
いうまでもないことであるが、イエスの受難はキリスト教徒にとって大きな意味を持っている。
しかしながら、各福音書においてその描写あるいは受難観には共通のものとそうでないものがある。
本書は御受難会司祭であり聖書学者である著者による各福音書におけるイエスの受難の考察である。
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ヨハネ福音書における
イエスの受難
ドナルド・シニア 著
西井 愛子 訳
石川康輔 監修
四六判上製 302頁
本体1,700円+税
ISBN 4-88626-330-8 C0016
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■目次
序文
第一部 受難への準備
1、ヨハネの神学的ビジョン
2、ヨハネの文学的スタイル
3、ヨハネの物語の構成
第二部 イエスの受難
1、イエスと敵対者たちの対決(18・1〜11)
2、イエスとペトロの試練――アンナスとカイアファのイエス尋問とペトロの歪み(18・12〜27)
3、裁かれるイエス(18・28〜19・16)
4、十字架と死(19・17〜37)
5、終局(19・38〜42)
6、死を克服した勝利――復活出現(20・1〜21・25)
第三部 イエスの受難――ヨハネのメッセージ
1、受難とヨハネの描くイエス
2、受難とヨハネの描く信仰生活
あとがき
註