20世紀の聖者 M・デルブレル G・ラ・ピーラ A・デ・ガスペリ [5012]
商品詳細
激動の20世紀、「霊によって」生きた人々がいた。
共産主義やファシズムが吹き荒れる20世紀のヨーロッパで、キリストの教えを忠実に生きた、3人の聖者がいた――。貧しい共産主義者のために働いたフランスの社会運動家、マドレーヌ・デルブレル。フィレンツェ市長でありながら、冷戦やベトナム戦争終結など、世界平和に奔走したジョルジョ・ラ・ピーラ。ファシズムに警鐘を鳴らして投獄された、後のイタリア首相、アルチーデ・デ・ガスペリ。「霊によって」生きた、3人の足跡を追う。
(いずれの人物も現在、バチカンの列福列聖の手続きのリストに加えられている。)
『20世紀の聖者 M・デルブレル G・ラ・ピーラ A・デ・ガスペリ』
アンジェリーナ・ヴォルペ 著
A5判 並製 174頁
本体1,500円+税
ISBN978-4-88626-501-2 C0016
■目次
第1章 マドレーヌ・デルブレルのミッションとその思想について
第2章 ジョルジョ・ラ・ピーラによるキリスト教人間学
第3章 ジョルジョ・ラ・ピーラのイザヤの道――平和のための仕事――
第4章 アルチーデ・デ・ガスペリの生涯――キリスト者としての地上のミッション――
年譜
文献目録
■著者 アンジェリーナ・ヴォルペ(Angelina Volpe)
1959年イタリア・アグロポリ生まれ。1989年ローマ・グレゴリアン大学宣教学部にて博士号を取得。1990年より名古屋聖霊短期大学に勤めた後、南山大学総合政策学部准教授として現在に至る。日本での著書に『かくれキリシタン』(南窓社)、『声』(ドン・ボスコ社)、訳書に『イエスを知るために』(ジョヴァンニ・リヴァ著、ドン・ボスコ社)、『小さなキリスト教人間学』(同著、ドン・ボスコ社)ほか。