信仰について ラッツィンガー枢機卿との対話(僅少) [956]

信仰について ラッツィンガー枢機卿との対話(僅少) [956]

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商品詳細

1984年、当時枢機卿であった新教皇ベネディクト16世とジャーナリストが 現代社会、教会のさまざまな問題について語る。


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信仰について
ラッツィンガー枢機卿との対話

ヴィットリオ・メッソーリ 著
吉向キエ訳
四六判並製 263頁
本体1,500円+税
ISBN 4-88626-095-6  C0016

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■目次
序文
・第一章 
 異例のインタビュー 情熱と理性
 枢機卿式バカンス
 保守主義・進歩主義・楽天主義・悲観主義
 情報伝達者の任務
 一神学者にして一牧者
 検邪聖省の影
 理解されない奉仕か?
 「いまも異端はある」

・第二章
 再発見すべき公会議 相対する二つの誤り
 「真の第二バチカン公会議を再発見しよう」
 時代錯誤を治す治療法 
 精神と反精神
 「断続ではなく継続」
 反宗教改革?
 予期しない結果
 “いろいろの運動”にかける希望

・第三章
 危機の根本にあるもの―教会に関する概念 外観と秘儀
 「わたしたちのものではなく“キリスト”のもの」
 真の改革のために

・第四章
 司祭や司教たちのなかで 司祭、不自由を忍ぶ男
 司教協議会の問題
 「個人の勇気を取り戻すこと」
 “信仰の師たち”
 何はともあれ、やっぱりローマ

・第五章
 危険信号 「個人主義的神学」
 「粉々になった信仰教育」
 「教会と聖書とのつながりが断たれた」
 「変わり果てた御子、忘れられた父」
 「原罪の居場所を再びつくること」

・第六章
 道徳の悲劇 自由主義から放任主義まで
 一連の断絶
 「社会に反するのか、それとも教導に反するのか?」
 終止符を探して

・第七章 
 女たち、ひとりの女 問題になっている司祭職
 “凡庸化した”性に反対して
 自然を守るために
 修道院のフェミニズム
 修道女のいない未来
 一つの良薬、マリア
 マリアを忘れてはならない六つの理由
 ファティマと周辺

・第八章
 今日の霊性 信仰と体
 この“世”から見て異なる者たち
 新宗派の挑戦

・第九章
 古さと新しさとのはざまにある典礼 保存すべき富
 たとえば言語―ラテン語の使用について
 「多元主義、しかしみんなのために」
 <神聖なるお方>のための場所
 <永遠なるお方>のための音響と芸術
 荘重さは自信過剰ではない
 信仰の中心にあるエウカリスティア(聖体)
 「ミサだけがあるのではない」

・第十章
 “最後のこと(終末)”について 悪魔とそのしっぽ
 常に今日的問題
 ある疑わしい“離別” 
 「聖書学者、それとも社会学者?」
 煉獄から古聖所まで
 世界への奉仕
 忘れてはならない天使たちについて
 聖霊の帰還

・第十一章
 別れた兄弟たち もっと“近代的”なキリスト教?
 だれか考え直している
 長い道
 「しかし、聖書はカトリック的である」
 あらしに耐えた教会

・第十二章
 ある種の“解放” 詠まれるべき“一教書”
 あがないの必要
 “私人としての一神学者”のテキスト
 マルクス主義と資本主義との間
 不可能な対話


・第十三章
 キリストを再び告げるために 宣教を擁護して
 アフリカのための福音
 “救い主は唯一のお方”


■著者
ヴィットリオ・メッソーリ
1941年イタリアに生まれる。トリノにて政治学を修め、ジャーナリストとして活躍。日刊紙、週刊誌、月刊誌及び単行本の編集に携わる。