カトリック生活2023年9月号 [80000226]
販売価格: 200円(税別)
(税込: 220円)
商品詳細
【特集】 「正義」という危うさ（後編）
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［今月の特集］
今月号の表紙（ドメニコ・モレッリ「キリストと姦淫の女」）はヨハネ福音書8章1〜11節の場面。姦通の現場で捕らえられた女を、律法学者やファリサイ派の人々が、イエスの前に連れてきて質問する。「こういう女は石で撃ち殺せと律法にあります。あなたはどう考えますか？」と。
イエスを陥れるためだ。イエスはそれに対し「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」と答えると、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去っていく。
イエスは今日も私たちに問う。「あなたは自分のことを棚に上げて、自分の尺度、自分の正義で他者を裁いてはいないか？」と。私の、私たちの正義の危うさを自覚したい。
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・人間のエゴと自己中心的正義をどう乗り越えるか ―支配の力、資本の力を超えるアガペの神の目で気づく ●柳田敏洋
・「正しさ」が生み出すネット上の問題 ●泉水清志
・心にともる光を信じて すぎゆく時間の中で〜社会正義について考える ●山中千枝子
・カトリック・サプリ 「正す」ということ ●竹下節子
・マリアの風に乗って 「正しさ」と「いつくしみ」２ ●岡 立子
・殻を破って飛び出そう！ 番外編 神の正義、人の正義 ●平林冬樹
【連載】
・アートで識るイエスの生涯 《キリストの変容》 ●中村潤爾
・預言者の言づて 独りで座る ●古巣 馨
・祈りの風景 靴音 ●服部 剛／関谷義樹
・教皇フランシスコの言葉 「神の正義は、愛と憐れみからくる正義」
・映画、観ようよ！ 『戦争と正義〜破壊の自然史／キエフ裁判』 ●中村恵里香
・原語をとおして読む聖書 「信仰〜信じること〜」について（20） ●山下 敦
・隣人の道を照らす光 選ばれし人「蟻の街のマリア」 北原怜子のまごころ ●川口 洋
・音楽サロン 理知と幻想の「月光ソナタ」 ●国本静三
・キリスト者と思想の交差点 盛夏の想い ●来住英俊
・Niente ti turbi! その人の名はチマッティ神父 己を知り、己に克て ●塩見弘子
・日本史のクリスチャンたち 万里小路正秀 ●植松三十里
・聖母マリアを訪ねて バイエルン地方の聖母被昇天祭 ●若月伸一
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