ルルドの聖母(2/11)

【 2月11日は ルルドの聖母の記念日・世界病者の日 】

1858年2月11日、フランスのルルド近郊のマッサビエールの洞くつで、無原罪の聖母が少女ベルナデッタに初めて現れました。ベルナデッタへの一連の聖母のご出現は、教会によって神聖なものとして承認され、ルルドは国際的な巡礼地となりました。
ルルドの泉から湧き出た水で、奇跡的な回復をした重病者が確認され、調査委員会によって超自然的な効力があるとされました。現在でも、ルルドの聖母の取り次ぎによって、多くの人が心身ともに癒やされ、奇跡がおこっています。


毎年2月11日には、現代世界のただ中で教会に託された、預言であり、教えであるルルドの聖所に目を向けましょう。働ける人だけに価値があるのではなく、生産性のある人だけが大切なのでもありません。病者は神の民の中心であり、神の民は、人類の預言である彼らとともに前進するのです。一人ひとりに尊い価値があり、だれも切り捨ててはならないという預言です。

病者のいやし手、マリアの執り成しに、皆さん一人ひとりをゆだねます。病者の皆さん、病気の家族を世話する皆さん、仕事で、研究で、ボランティア活動で彼らを世話する皆さん、そして個人の、教会の、市民社会の友愛のきずなを築くために尽力する皆さん。すべての皆さんに、愛を込めて使徒的祝福を送ります。


【参照】
世界病者の日 ルルドの聖母|カトリック中央協議会 https://www.cbcj.catholic.jp/faq/shic
世界病者の日 教皇メッセージ|カトリック中央協議会 https://www.cbcj.catholic.jp/category/document/docpope/message/sick/
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