9月の聖人（マタイ、ピオ、ミカエルほか）

9月に記念する聖人たちの聖品をピックアップしました。
●9/4（または7/15）　聖ロザリア
　シチリアの貴族の出身。若くしてバシレイオス修道会の修道女となり, パレルモ近くのモンテ・ペレグリーノの洞窟で隠修生活をしたと伝えられる。1624年伝染病が猛威をふるうなか、彼女の遺体がその洞窟から発見され、大聖堂に安置したところ病の流行が沈静化し、崇敬が始まった。パレルモの守護の聖人。
●9/8　聖マリアの誕生 ※2024年は日曜のため主日が優先されます。
　救い主の母であるマリアの誕生を、すべての人の希望の拠り所として祝う祝日。
●9/21　聖マタイ使徒福音記者
　イエスの弟子（12使徒）の1人、福音書を書いた。金融・税務関係者、出版業者、飲酒常習者の守護聖人。
●9/23　聖ピオ（ピエトレルチーナ）司祭
　カプチン・フランシスコ修道会員。1918年に激痛を伴う聖痕を両手・両足・脇腹に受ける。教会の不信を買い、信徒との交渉を禁じられるが、1964年に自由な活動が許可されると、膨大な数の信徒がミサとゆるしの秘跡のために集まった。聖痕は同修道院で没するまでの50年間残っていた。
●9/27　聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ司祭
　ヴィンセンシオの宣教会およびヴィンセンシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会の創立者。
●9/29　聖ミカエル聖ガブリエル聖ラファエル大天使　※2024年は日曜のため主日が優先されます。
　ミカエルは「誰が神のようなものか」の意。聖書では、驚くべき力が働くときにミカエルが遣わされる。悪魔と戦ったとされ、天秤と剣を持ち、悪魔を踏みつぶしている姿で描かれる。兵士、警官、消防官、救急隊員などの守護聖人。
　ガブリエルは「神の力」の意。聖書では、神の知らせを伝える役目を果たす。通信・報道の守護聖人。
　ラファエルは「神の薬（癒やし）」の意。聖書には、人びとの祈りを聞いて神に執り成したり、目の見えないものを癒やしたり、旅人と一緒に同伴する姿が記される。旅人や医療、パイロットの守護聖人。

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